2017.10.08ブログ
クラシカル ピラティス (その1)
今回は「クラシカルピラティス」がテーマです。
エルダーの一人キャシー・グラントが「クラシカルピラティスとコンテンポラリーピラティス
についてどう思うか?」という質問に「クラシカルって何? 私は自分がやってるピラティス
以外知らないわ!」と仰ったそうです。正直なキャシーらしいお応えです(笑)
ジョセフ・ピラティスが創ったオリジナルとその流れをくむピラティスは今ではクラシカルと
呼ばれています。亡くなってから50年経ち、時代の変化や必要性に合わせてできたピラティスが
コンテンポラリーとカテゴライズされます。
「どちらがいいか?」と聞かれたら「どちらもいいです!」とお応えします。幅が広ければ
それだけ 色々な人達に対応できるからです。でも、もしピラティスを深めたい 、としたら歴史を
知る必要があります。歴史を知ればもっと好きになると思います。
エルダーから聞いた「ジョー」は奇想天外の人物で興味深いです。そしてピラティスを
広めたエルダーも皆んな個性的で人間味があって面白かったからです。(すごく厳しかった
ですが!)
エルダーの一人 ロリータ・サン・ミゲルは仲が良かったキャシー・グラントと「ピラティスは
変わってしまったけど、ジョーは世界中にピラティスが広がって喜んでいると思う」と話した
そうです。
ジョセフ・ピラティスは遺言を残しませんでした。そして「いつか世界中の人達が
私のメソッドをするだろう」と予言し その通りになりました。きっと50年後の現在
が見えていたんですね。