2018.06.29ブログ
マン島
イギリスのマン島 (Isle of Man) は, ジョーの生まれ故郷ドイツのメンヘングラァードバッハやオリジナル スタジオがあったニューヨークと同じように ピラティスの歴史で重要な場所です。
子供のころの病弱な体質を自力で克服したジョーは イギリスへ渡りプロのボクサーや警察で自衛法を指導したりしていました。1914年に第一次世界大戦が始まると敵国人として拘留されます。そしてマン島にある収容所に1915年から約3年半の間 収容されました。
殺風景な部屋、何もすることがない生活、貧しい食事、周りの人達がいつまで続くのか分からず絶望的になり、心身が弱っていくのを見て ジョーは自分のエクササイズを教え始めました。そしてケガ人や病人もできるように寝ながらできるエクササイズを創りだしました。ここで いまのピラティス メソッドの原型ができ上がったのです。
1918年に世界中でスペインかぜが大流行し 多くの死者がでました。しかし収容所でジョーのエクササイズをしていた人達は感染しなかったそうです。そして釈放されたときは収容される前よりも丈夫な体になっていました。
マン島にあるこの収容所は今では観光名所になっていて 訪れることができます。収容されていた著名人の一人にジョセフ・ピラティスの名前も入っています。いつも人の身体をよくすることを考えていたジョーにとって 収容所生活はそんなにつらいものではなかったのかもしれません。