2017.11.22ブログ
ピラティス エルダー (その4)
メアリー・ボウエンはエルダーのなかではめずらしく長身で、元コメディアンという
ユニークなバックグランドをもっています。今年 87歳になられますが 今でも世界中で
指導をしています。歴史を知る数少ないエルダーの一人であり ユング心理学者でもあります。
メアリーはジョセフ・ピラティス、ブルース・キング、ロマーナ・クリザノスカに学び
ました。そして心と体の繋がりを解くため心理学を学び 、ピラティス+心理学という独自のスタイルを創りました。
あるセッションで「あくびをしてみましょう」とメアリーが言いました。忙しく、情報が
あふれている毎日で、あくびを最後にしたのがいつか思い出せませんでした。気持ちが楽に
なると体も軽くなる事があります。メアリーはそのキッカケをくれたのだと思います。
「私は生涯 現役で教え続けるわ」と語ります。 思いスーツケースを持って移動する旅行も
メアリーはまったく苦じゃないのです。いつも自然体で 面白くて、どんな人にも動物にも合わせてしまいます。きっとたくさんの人達の心の中を見てきたであろうメアリーは、先生というより旧友
のように寄り添います。一緒にいるだけで癒されてしまう不思議な人なのです。