6月に入り日中は蒸し暑さをかんじるようになりました。近くのコーヒー屋さんや赤坂の「とらや」では早くも「かき氷」が始まっていて、もうそんな時期なんだと思いました。

 

さて、スタジオの最高歳のお客様は87歳のKさんです。現役でアパレルのお仕事を続けていらっしゃいます。おしゃれで明るくて行動的で、おばあちゃんという感じはまったくしません。

一年半ほど前に膝のケガをして歩けなくなったのをリハビリを続けて階段を上がれるくらいに回復しました。

1時間ちかくプライベートセッションを受けるのは気力と体力が要りますが、集中してこなされます。驚くことに前回やったことをほどんど覚えていらっしゃいます。そして終わるとサッとお着替えをして颯爽とお帰りになります。

憧れの“スーパーおばあちゃん”ですが、ご本人は「必死よー」とおっしゃいます。家族や職場の人たちに迷惑をかけないよう、自力で何でもするように努力なさっているのだと思います。

「ピラティスでもっと体力をつけて来年からダンスをやるの」とのこと。好奇心が旺盛で前向きな姿勢にこちらが励まされます。

人生100年時代のいま、Kさんのように80歳過ぎてもお元気で好きなことをしながら楽しく生活できるのは理想です。