2024.02.19ブログ
Joseph H.Pilates と薬の話し

ジョーは80歳の頃に、「私が健康なのは薬を飲まないからだ」と話していたそうです。
ジョーの母親はハーバリスト(植物療法士)でした。現在のように具合が悪くなったとき直ぐに病院へ行ったり医者にかかることはできなかったので、昔の人々は自分たちで薬草を使って治癒させていました。
日本にも熱がでたときは“卵酒”をのむとか、喉の痛みには“焼いたネギを喉に巻く”など家庭の医学みたいなものがありました。
田舎に住んでいた祖母は野いちごを酒につけて“蛇いちご”を作っていて、ケガをしたときに塗ってくれました。切り傷などあっという間に治りました。
ほかにも日本酒の一升瓶にマムシ(ヘビ)が入っている“マムシ酒”もありました笑。モグサを使って自己流でお灸もしていました。
いま思うと先人は生きるための知恵がすごくあったと思います。病院ギライでお酒とたばこが大好きだったジョーのように、薬に頼らず免疫力を高めて自分の身体をケアできたらいいです。